朴元淳・ソウル市長が都庁来庁。環七地下調節池を視察してきた
【猪瀬】今日はわざわざいらしていただきありがとうございます。東日本大震災でも韓国には色々とお世話になり、大変感謝している。昨年7月に韓国は大洪水に見舞われたことについて、お悔やみ申し上げる。
チョンゲチョンも水に浸かったのか?前に行ったことがあるが、とても綺麗な高速道路があった。
【朴市長】そのあたりは浸かっていなくて、光化門あたりは浸った。
【猪瀬】申し遅れたが、新しく市長になられておめでとうございます。
【朴市長】ソウルも色々とした問題が山積しているので、市長になってずいぶん経っているような気がする。
【猪瀬】ソウルで、市長として一番取り組んでいることは?
【朴市長】ソウルも色々な都市の問題を抱えている。その中では去年、一昨年と水害、山崩れの被害。都市の安全性をどう確保するか、市民の安全性を同確保するかが大きな課題。
【猪瀬】東京では首都直下型地震がいつくるかわからない。東日本大震災では、電車が止まって、350万人の帰宅困難者が家に帰れないことがあった。
(東京とソウルで)共通する課題があると思う。お役所に備蓄はあるが、それぞれの会社が3日間、72時間の毛布と食糧を用意する条例を今度都議会に提出する。役所だけでなく、私と公がお互いに助け合う共助を考えるようにする画期的なもの。企業は利益を追求するのでそのようなことをやらなくてはいけないのかという声もあったが、全員で生き残るためだと説得をし、ほぼ理解をしてもらった。
【朴市長】3.11の大地震のあと、福島原発の事故は、韓国でもショックだった。ただ、この問題は日本に限るものではない。韓国は地震の面から考えると比較的安全だが、地球温暖化や集中豪雨など、最近色々な災害がある。これから考えなくてはいけない対策がたくさんあるが、安全が一番重要である。石原知事が提唱したアジア大都市ネットワーク21は、都市と都市との間での協力、話し合うことの大切さを認識したものだと思う。今年も開催されると伺ったので、出席して、都市の問題について話し合いたい。
【猪瀬】去年はちょうどソウルで開催したのだが、市長選にぶつかってしまった。今年は是非参加して、話し合いに参加してもらいたい。
【朴市長】ソウルと東京は2時間位の本当に近い距離。また、社会的なシステムも似ている。お互いに参考して学びやすい。今まで長い間協力してきた歴史もあるので、協力・友好関係をこれからも強め、お互い繁栄していきたい。
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