2/10金曜日、首都大学東京の「授業外インターンシップ・プログラム」の学生10人が副知事室に。
石原慎太郎知事の定例記者会見を取材して、記事を書いてみるという訓練。言語技術を高めるプログラム。以下は学生に僕が話したこと。
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簡単に言うと、喧嘩の仕方を覚えろということだな。けんか。けんかという
のは場数なんだよ。だから習ってもなかなか。先生に教わっても、先生に議論吹っかけていろいろ聞くのも喧嘩だけれども。そうゆうこと。そういうのは大事だよね。それは謙虚に喧嘩しているんだけどね。すぐ答え返されて終わっちゃったら終わりだからね。そしたら次に何をやってというところまで。大事なことは、喧嘩の仕方をとにかく場数を踏んでいくしかない。
僕は文学青年で、本当にけんかしない人なんですよ。もともと。性格的に。それは、場数なんですよ。だから、しょうがなくて、やらざるを得ないときにやる。自分は内気な人間だから、本当にそうなんだよ。だから作家になったんだ。初めから自分がずうずうしいと思っている人はいないんだよ。場数なんだよ。やっぱり、疑問を持って、疑問がないと対話ができない。
本を読むのも場数なんだよ。知らない人と話してみるというのも場数。先生なんかにもいろいろ聞いてみる、自分から聞いてみるというのも。
あと、肉体的にも強いほうがいいよ。殴られたら殴り返せるつもりで。実際に殴っちゃいけないけど。だけど、その気概がないと。例えば、横で飲んでるやつが、何だよという顔したら、何だよという顔して返さなきゃ。そこでへっこんじゃダメだよ。そういう気概は大事。それには体を鍛える。
僕は今度42キロに挑戦するんだよ。東京マラソンに。全然1年前はやってなかったんだよ。何も。これをやってみればできるかもしれない。
あとは、空手とか、柔道とかいろいろやればいい。
体を動かすというのは、瞬間の反射神経だな。僕は、テニスのボレーとか結構早いんだよ。ぱっと反射神経でやってますから。そういうのが大事。
これが、役に立たないように見えてかなり、役に立つこと言っているんだ。僕は大人になってから空手やった。いろいろ脳幹を刺激するようなことをやらないと逆に本を読む気にもならない。
ただリスクを、例えば塀の上を走るとかあるだろ、思春期のときに。ほんとに落っこちるやつもいる。一生取り返しのつかないこと。塀の上を走りながら落ちないようにするのが大事なこと。
学生:「負けると分かっていてもやらなければいけない場合はどうすればいいでしょうか」
負ける状況にいるということがいけないんだよ。立ち位置が悪いんだよ。宮本武蔵はどうした。相手のほうが強そうだったわけでしょう。太陽が相手の目に入る場所に自分の位置を置いたでしょう。負けない場所を先に準備する。
この間、東京電力の副社長が来たじゃない。ただここにきて損するに決まっている。あれは、負ける局面に来たんだよ。突き返されるだけだから。
学生:「負けてしまう状況にいざるを得ない人。どうしようもない、障害のある人はどうすればよいのでしょうか」
それは助けてあげればいい。喧嘩できるあなたがその人を助けてあげればいいんだよ。
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