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2011年10月

2011年10月30日 (日)

知的書評合戦「ビブリオバトル」は大熱戦。審査員特別賞を急遽2つに。

新感覚の書評合戦「ビブリオバトル首都決戦2011」(ベルサール秋葉原)は、1600人(座席400人)の大盛況。Img_3743

 北は北海道から南は鹿児島まで200人近い予選を勝ち抜いた33人の学生たちがSF、小説、ミステリー、ノンフィクション、科学など分野をとわずじぶんの好きな本をプレゼンで熱戦を繰り広げた。

 

 決勝進出は、以下の5人。

 杉目美奈子さん(北海道教育大岩見沢校)『彼女はもういない』(西澤保彦著)

 坪井遥さん(国際基督教大)の『万物理論』(グレッグ・イーガン著)

 水原未奈さん『赤ちゃんの科学』(マーク・スローン著)

 常川真央さん(筑波大)『子どもが体験するべき50の危険なこと』(ゲーバー・タリー、ジュリー・シュピーゲル著)

 平松和旗さん(東京学芸大)『女の決闘』(太宰治『新ハムレット』より)

 優勝者は会場の投票で杉目さんに。また、東浩紀、わたせせいぞう、猪瀬直樹による審査員特別賞はひとつの予定だったが大熱戦で、急遽2つに。受賞者は坪井さんと常川さんの2人。

 明朝「おは4ニュースライブ」(日本テレビ04:00~05:50)、「NHKニュー おはよう日本」(4:30~8:00)に注目。大接戦の決勝の知的スリル! くわしくは近日公開、日経BPネットで。

 

 

 11月5日(土)のMXテレビ「東京からはじめよう」では、決勝プレゼン全公開予定。

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2011年10月29日 (土)

東日本大震災後初の総合防災訓練。「シナリオなし」の緊迫感、7000人が参加。

Img_3637   東京都は、東日本大震災を受けた初の総合防災訓練を10月29日土曜日、都庁、都立小金井公園、臨海部の晴海などで行った。今回の特徴は、訓練につきもののシナリオを事前には参加者に知らせない「ブラインド」型の訓練を取り入れたことだ。

 多摩直下を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生したとの想定。午前10時30分、石原知事を中心に都庁の副知事、局長、警視庁、東京消防庁、自衛隊の幹部が参集した緊急の災害対策本部の会議(写真)。「形式をやるだけならバカでもできる」と訓示(石原知事)。

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 午前10時45分、都庁最上階48階から階段を駆け上がり、屋上から東京消防庁のヘリで「被害甚大」の小金井公園へ向かう(写真)。

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 ヘリから見下ろすと、小学校や中学校、団地など大規模な施設の屋上に建物の名前が書いていないことに気づいた。災害時には救難救助や緊急輸送の拠点になるのだから、施設の名称が書いてあればみつけやすい、と隣の佐藤副知事と話した(写真)。

Img_3667_3 より実践的な訓練にするため、被害状況や手順などの詳細を事前に当事者に伝えない「ブラインド型」訓練が初めて取り入れられた。小金井公園に到着すると、武蔵野市や小平市の職員やボランティアが米軍ヘリやトラックで運ばれた物資の数を数えて、どのように仕分けするか、試行錯誤(写真)。

 ホワイトボードに「携帯電話」と丁寧に書いているが、一刻を争うのだから「ケータイ」と略して書いたり、記号やマグネットを用意するなど、日ごろからの工夫が必要と、とわかった。

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 アジア各都市のレスキュー隊が参加。写真右手奥から、台湾北部の新北市、台北市、ソウル、シンガポールの精鋭部隊。
「今後30年に起こるであろうといわれている首都直下地震の際には協力をお願いしたい」(猪瀬)

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警察、消防、自衛隊、東京DMAT(災害派遣医療チーム)が連携してがれきに閉じ込められた人を救助、医療チームが診断、救命処置をするのだが、ここでも「ブラインド」。建物のなかに何人が閉じ込められているかもわからない。けが人をがれきのなかから救い出す。

「何分閉じ込められていましたか」

「腰の骨折の疑いを想定して処置しましょう」

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西東京、小金井、小平、武蔵野市の住民を含め都や市職員、消防、警察、自衛隊など7000人が参加した。参加者を前に、石原知事の代理として訓練を総括(写真)。

「これまでの防災訓練は儀式のようになっていたところがあった。今回は想定を知らされないブラインドの訓練を取り入れたことでより実践的なものになった」

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記者会見しているところ(写真)。

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2011年10月28日 (金)

ルーブル美術館のLEDは東芝製

2418004  パリのクリスチャン・ソテール副市長が、都庁の副知事室にきた。昨年5月に面会したときもそうだったが、パリ市のシティセールスのために来日した。

 東京水道は国際展開をはじめているが、フランスにはヴェオリアという水メジャーが世界で活躍している。東京水道はこの「音聴棒」という器具をつかって道路下の漏水をチェックする、漏水率は3パーセントですよ、と説明したら、「これはインテリジェント! 3パーセントですか。パリはそんなに自信がないなあ」と笑った(写真左)。

 僕は自分のアトリエをすべてLEDに変えた、という話をしたら「ルーブル美術館も取り替えた。そのLEDは東芝製ですよ」との返事。

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2011年10月26日 (水)

東京天然ガス発電所・国交省航空局での記者会見ぜんぶ公開。

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 冒頭の図は、東京湾です。赤い5箇所の発電所の適地がありますが、ピンクで囲まれたエリアの中にあります。羽田空港の位置は左下(図面外)で、飛行機がB滑走路に降りて行く際は右上(北東)から進入します。悪天候の際にこの航路が使われますが、離発着全体のわずか3%にすぎません。

 そうはいっても、何か問題があってはならないので、国交省航空局と、念の為の話し合いをしました。それについては、昨日のブログ(10月25日火曜日付ブログ)「国交省航空局へ。東京天然ガス発電所は羽田空港への航路妨げにならない」で簡単に説明しました。http://www.inosenaoki.com/blog/2011/10/post-fdf6.html

 今日のブログは、昨日の記者ぶら下がり会見の全公開、そのままテープ起こし、です。

 国土交通省航空局訪問 猪瀬副知事ぶら下がり会見

 日時:20111025日(火)17001720

 場所:国土交通省(中央合同庁舎第3号館)1階ロビー

〇猪瀬〇 それで今日、確認したのは、5箇所ね、1、2、3、4、5箇所。100kWの天然ガス発電所の適地があると。その場合に、ピンク色のラインに囲まれたところは、航空法上の高さ制限、それから南風の雨天、雨。南風の雨。好天時、好天じゃない、天気がいい日じゃなくて、南風の雨天のときに、進入路になる。まあ、だいたい3%くらいなんですけどね。

 そのときに入ってくるときに、どこを通ってくるのかということで、航空法上の高さ制限の問題が一つある。この高さ制限については、さっき数字的に確認をしたら、基本的には、このへんで、だいたい100m以上、このへんで200m以上、このへんで300mくらい、それで、実際には500mくらいってことなんですね、だから問題はないということを、ちょっと確認したんですね。

 

 それで、先ほど言った南風、悪天時ね、雨天ではなく悪天だな。基本的には雨と同じだけどな。南風の悪天時に、入ってくる。そうすると気象条件は、何て言ってたかな、基本的に風速何mとか、そういうのはないということはなくて、もっと前段で、こっから、このへんのあたりで、どのくらい、6kmくらい先が見えるか、見えないかくらいのことがあってから、こっちのB滑走路に入る、こっちのコースが、好天のコースか、悪天のコースを選ぶというのは、もっと6kmくらい先の話なんですね。そこでもう悪天だと選んだら、もう、こっち側に来る。だいたい3%くらい、B滑走路に入ってくる。

 そういうことで、基本的には、風の強さとか、あんまりない。そういう条件はないよということを確認したんですね。それで、気象条件と飛行経路について、同時に説明しましたが、あともう1つは、こういうところで、100mの煙突があるとして、だいたい1時間に、東京ドーム4杯分くらいの13%くらいの酸素濃度の空気が出るだろうと、酸素って21%ですから。

 そうするとジェットエンジンが、そんな低い酸素の物を吸い込んだら失速してしまうではないかという疑問を持つ人がいたのだけど、それについては、湯浅先生に専門家ですから、説明していただきますが、基本的には問題ないということで、航空局の方も、その件については、あまりよく知らないので、むしろ説明していただいたということで、湯浅先生ちょっと来て。

〇湯浅教授〇 よろしいですか。煙突がありますね。上に向かって排気が出るわけですけれども、通常はすぐに空気と混合する、攪拌する、混じりあうわけです。煙突の先端から、今非常に大雑把な試算ですけれども、試算してみると、250mくらいのところで、一番低い酸素濃度で20%くらい。一番低い濃度で。周囲が21%で、一番低いところが20%くらいで、それでは、その幅はどのくらいかかというと、この煙突の広さにもよりますけれど、今、検討している煙突だと、だいたい、50mくらいのところが、ちょっと低くなる、つまり、そこに飛行機がぐっと来るわけですね。そうすると飛行機が着陸するときの、普通こういう角度です。滑走路はもっと先ですね。滑走路に着陸するときで、時速で260kmとか、270kmで、ここらへんはもっと速い。

 300kmくらい超えているかも分からない。そういうところを、すっと飛行機が通り過ぎるわけですけれども、その時間はせいぜい、0.5秒くらい、もっと少ないかも分からない。そういう速度で、非常に酸素濃度が低いですよ、それから時間が短いですよ、それにもう一つですね、飛行機のエンジンについてはですね、ICAO(イカオ)という規制があるのですが、そこには、いくらの酸素濃度の状態以上でないと、エンジンを動かしてはいけない、そういう安全規制はないです。普通はNOXであるとか、SOXであるとか、COだとか、ハイドロ・カーボンだとかありますけれども、そういうのはないんですね。だから、そういう意味で考えると、煙突の低い酸素濃度が飛行機に影響するというのは、まずないと考えられます。以上です。

〇猪瀬〇 心配の種は、最初に摘んでおくということで、今日は国土交通省航空局長と話し合いをしたわけですね。ご質問があれば、よろしくお願いいたします。

〇記者〇 中央防波堤外側の埋立地ですが、第一候補に挙がっていますけれど、そこは高さ制限が100mということですけれども、煙突は150m必要なのですか。

〇猪瀬〇 今ね、実はこういう、実際の経路を調べてみて、今日はじめて分かったのですが、かなり正確に飛んでいるんですね。これ、幅でやっていますけれど、正確に飛んでいる、この正確な線をずっと持っていくと、このあたり、もうちょっと…これは江戸川区ですが、この部分は江戸川区で、このへんをずっと走っている。だから、この幅は違うのですけれども、全然重なっていないということです。

 それから、このへんの高さですけれども、高さは確か150200くらいでした。(「100mです」)100mくらい。そうすると、ここに100mの煙突があれば、それは高さ的には重なります。だから100m以下の煙突であればいいとうことです。ただ、実際の飛行経路は、このへんだなということが、わかりました。

〇記者〇 設計上、100m以下の煙突でも、設計は可能なのでしょうか。

〇猪瀬〇 それは可能です。それから、5つある適地のうち、そういう、いろいろな条件を見て選ぶわけですから、より相対的によいものがあれば、そちらの方にシフトするということです。

〇記者〇 江東区長の山崎さんは、中央防波堤の方を薦めていらっしゃいますね。

〇猪瀬〇 それは、山崎さんは、そう薦めているだけで、うちは5箇所だから、いろいろ分散して、それぞれの可能性をできるだけ追求するようにしているわけです。一番いいなあと思うところは、僕は心の中にちょっとありますけど、このどれかであるのは間違いない。

〇記者〇 今日、局長のお話の中で、消防法の話がちらっと出てきましたけれども、川崎の上を飛ばないようにと。ということは、ここの上も、飛行経路の下は、消防法に引っかかってくるということですか。

〇猪瀬〇 消防法は、あれはコンビナートの上をという意味のようですので、ここは直接、コンビナートの上ということではない…。あれ、どういう説明だったけ。正確に言うと。コンビナートの上だという話だよね。

〇職員〇 火災を起こさないためにという話だと思います。

〇猪瀬〇 コンビナート火災みたいなことだったと思います。

〇記者〇 現在の都の計画の中での煙突の高さは、どれぐらいなのか。何mから何mなのか。

〇副知事〇 例えば、ここの煙突は150mくらいあるのかな。ここに下水処理場の。この辺に150mくらいの煙突があります。それを今、クリアされている。この辺で200m以上の高さで、ここは500mくらいですけれど。航空法の制限は200m以上、それをクリアして今、下水の煙突があります。まあ、そのぐらいの高さ以下だと思います。

〇記者〇 その幅は何mから何mくらいかまでの想定は、まだ決まっていない。

〇副知事〇 だから、法令に引っかからないような物を作るということで考えるわけですね、基本的には。だいたい、今、この辺は200m以上の高さで飛んでいる。200mの制限で、大体500mくらいの高さを飛んでいるから、基本的には、その200mをクリアすれば大丈夫なんじゃないかと。そのへんは数字的に確認してみました。

〇記者〇 基本的に、こちらから投げた質問には、きちんと回答が返ってきたということなんですか。

〇猪瀬〇 そういうことです。

〇記者〇 それで回答が返ってきた結果、5つの候補地は特別、航空的なもので支障にはならないという結論で、よろしいでしょうか。

〇猪瀬〇 そういうことです。それでね、最初ちょっとだけ言ったけど、この100kWという話を進めている一つの目的は、ここに100kWを作るんだが、東電の老朽火力が慌てて火をつけたのとか、40年過ぎているものとか、そういうものが、35年以上のもので、1,500kWくらい東京湾にあるんです。それで、そういうものが、これから、もう1回再生していかなくてはいけないようなときに、例えば今回はこういう問題がありました、どんな問題がこれからあるのかというのを、できるだけチェックしていこうと思っています。

 航空法の問題は、ここでクリアする、じゃあ今の酸素濃度みたいなものは、航空法とは関係ないのだけれども、こちらから先に、そういう問題もあるのではないかということも調べて、説明をしていくということで、東京の電力需要をどうして賄うかという視点で、そういう使命感で、もう一度、とらえ直していこうと思って、先んじて、できるだけ規制があるか、ないかを探しているところです。それで、なければ、どんどん進めていくということです。

〇記者〇 そうしますと、酸素濃度の問題は既にクリアしている。あとは高さのところで注意すればいいと、そういうところでしょうか。

〇猪瀬〇 そうですね。高さも、これで少し、すれすれだけど、実際のコースは、このへんだから、基本的には問題ないと思いますが、もしこれで引っかかるということであれば、設計の問題もありますから、こちらにも4箇所あります。いずれにしろ、3つも4つも作れないので、どれかは必ず当たる。ほぼ、これ以外はほぼ確実に当てはまりますよね。これも問題はないだろうと、設計の問題で、考えられます。

〇記者〇 今後は、航空法上の問題はクリアされたわけですが、次の課題としては、何か、ございますか。

〇猪瀬〇 これから、フィージィビリティスタディをもう少し正確にやろうと思っていますから。つまり、コストはだいたいいくらになるのか、単価がいくらになるのか、そういうことを、もう少し正確に、やってみようと思っています。

〇記者〇 今後ですけれど、航空局と、この5箇所について、東京都がここに絞り込んだり、作りたいという設計上のアドバイスを受けたり、協議をするなり、そういう席が設けられる予定でしょうか。

〇猪瀬〇 航空局はもう基本的にクリアしたのというふうに思っています。例えば羽田空港があるので、このことは最初のときから、ちょっと気がかりだったので、一度、整理しておきたかったんですね。

〇記者〇 局長からも羽田の飛行経路の問題はないという、どういう、ご発言があったのですか?

〇猪瀬〇 だから、役人的な言い方だから、あなたみたいな、すっきりした言い方はしないよね。基本的には問題はないということで。

〇記者〇 適地はいつごろ決まる予定でしょうか。 

〇副知事〇 まだ、わからない。 

〇記者〇 目処、目標としては。

〇猪瀬〇 とにかくできるだけ早く。フィージビリティスタディをだしたい。

〇記者〇 意中の場所があるとおっしゃっていましたけど。どのあたりでしょう。

〇猪瀬〇 だからこれは、フィージビリティスタディででてくると思う。まあ、一番コストがかからなくて、東京電力の変電所と東京ガスのパイプが、うまくどのように使えるかというね、ことでコストがかわってくると思うんですよね。ですから、そういうことで、東ガスのパイプ、東電の変電所、そういうものとの距離の関係とか、二つ合わせて複合的にどういうふうな場所が最も最適地になってくるかとか、それはフィージビリティスタディやってでますよ。ですから、漠然とこうかなって見えてくることあると思いますよ。はい。

〇記者〇 この後ですけど、生み出した電力を送電するときに、送電網の話っていうのが、第二回発電PTでもあったと思うんですが、東電側との協議の目処、いつ頃こう入って、どのような協議をするかっていうのは。

〇猪瀬〇 まず、どの変電所とつなぐかとか、そういう問題をまずクリアしなければならない。いろんな変電所があるわけで。今、言ったようなことですよ。だから。どの変電所とつないで、どのガスパイプと繋げば一番コストが割安になるかということを、それを東電側に了解をとっていくというか、それから、そういう流れの中で先ほどちょっと大事なこといったんだけれども、東電の老朽火力があちこちにあるの、これどうするのと。

 そういう公的使命を誰が果たすんですかという問いかけをしていかなければならないんで、そのときに、東電は、資金の余力がないわけですよね、賠償の問題があって。そういう問題を含めて、送電の問題どうするんですかと、いうことを詰めていくことになると思いますよねえ。

 それから、古い火力発電を新しいのにリプレイスするのに、お金がいるでしょ。そうするとそういうことを含めて東電の総合力というのは何なんですかということを問いかけながら、答えを導いてくる。ということになりますよ。送電線の使用料の問題。だいたいそんなとこで。

〇記者〇 事業化調査っていうのは、実際に東電とか東ガスとか、必要な民間事業者も入ってくるじゃないんですか。

〇猪瀬〇 どういう意味?

〇記者〇 事業化調査というのは、民間と合同で、東京都だけでなくて、民間と合同で調査していくということですか。

〇猪瀬〇 それは、調査するということを、きちんとですね、やらなければいけないんで、それはそういう専門集団に、お願いするということになります。

〇記者〇 先ほど知事が、もうちょっと海外のファンド資金を活用したらどうかと提案されていたんですけど、この電力事業についても、そういう海外ファンドの資金を活用しようと考えているんでしょうか。

〇猪瀬〇 当然、石原知事のいっているお考えというのはまったくそのとおり。さまざまな海外のファンドというか、海外から集まる資金をどういう組み合わせのファンドになっていくのかということを考えていく。

 それでもう、生産者と需要する側、消費者がすぐ向き合ってますから、市場としては、必ず利益がでる構造になっているんで、そうすると、海外からファンドがどんどんどんどん融資したいと、いってきますよね。そしてそのファンドの構成の仕方をきちんと考えないといけないということです。

〇記者〇どうもありがとうございました。

(了)

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2011年10月25日 (火)

国交省航空局へ。東京天然ガス発電所は羽田空港への航路の妨げにならない。

Img_3606 国土交通省 へ行った。

 長田太・航空局長との会談は、東京湾岸に100万kWの天然ガス発電所をつくるため、心配の種は最初に摘んでおく必要があるからだ。

 発電所の適地(候補地)は羽田空港への進入路になるケースがある。煙突の高さが航空法に触れない範囲であるか、もちろんこちらの調査では問題がないのだが、念の為に、選定した適地を示して規制当局にも「問題なし」と確認しておく必要がある。

 建設される発電所の煙突から、着陸前の航空機のジェットエンジンに酸素濃度の低い排気が入りこんで、航空機が失速する可能性がないか。煙突の高さと航空機の関係も整理しておく必要がある。

 100万kWクラスの発電所の場合、試算で酸素濃度が13%程度の排気が1時間あたり東京ドーム4杯分が煙突から出た際にエンジンは大丈夫か。

Img_3614これは専門家として同行した首都大学東京の湯浅三郎教授(航空宇宙システム工学)が「まったく問題なし」と解説した(会談終了後のぶら下がり、湯浅教授は僕の左隣)。

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カジノ王の二代目、都庁に参上。マカオはどんどん成長しているぞ。

 マカオを拠点に「賭王(カジノ王)」の異名を持つ実業家スタンレー・ホー氏の息子でメルコ・インターナショナルのローレンス・ホー会長が、副知事室を訪れた。

 マカオのカジノはいま、ラスベガスの6倍の市場規模になっている。凄いんだよ。

 日本のパチンコは、機械と向き合っているだけ。そうじゃないんだ。 劇場があってミュージカルやっていたり、最新のサーカスがあったり、エンタテイメント空間の一部にカジノがあるんだなあ。日本て、ディズニーランドに大人が行くけど、あれは子供のもの、本来は。大人のための(歌舞伎町とは全然違う)エンタタイメント空間がラスベガスやマカオにある。そんな話をしたんだよねえ。(写真右から二人目)。消費を活性化すれば成長につながるんだけど。

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2011年10月20日 (木)

日本・フランスの水フォーラム。最強の水道事業をもつ二つの国の情報交換

10月20日木曜日、午前10時から日仏会館(恵比寿)で「日仏水フォーラム」というイベントで東日本大震災後の東京水道の国際展開について話した。会場にはフランスの水メジャー・ヴェオリアの幹部もいる。以下はその速記録。

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 震災後、一時、都内の浄水場で210ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたが、その2日後には、放射性ヨウ素は、ほぼ消えた。毎日の水質検査のデータは全て公開おり、現在はWHO基準の10ベクレル以下になっている。

 東京水道では、地震による曲がりやズレを見込んだ新しいタイプの水道管の導入を始めている。今後、さらに普及を進めることで、将来の直下型地Dsc02453_3 震が発生した際にも、水道の供給体制を維持できるようにしたい。

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東京水道の漏水率は3%で、世界最高水準である。音聴棒(写真右で僕が手にしているもの。下の写真で職員が地面に棒を付きたてている)や電子式漏水発見器(写真左下)を使い、日々漏水の有無を調査している。職員の熟練した技術=人間力が東京の漏水率3%を支えている。

<コンピューターシステムと運用>
 都内1,300万人に対し、スムーズに水道の蛇口に水が流れるように、水運用センターで圧力を調節している。コンピューターで調整することによって、決め細やかな運用を行っている。人間力とコンピューターのシステ ムと緻密な運用の2つが、現在の東京Imgx202252210001 水道が達成している水準(漏水率3%、料金徴収率99.9%)を支えている。

 東京水道は、マレーシア、ベトナム、インドネシア、インド、モルディブなどに東京のきめ細やかなシステム全体をパッケージとして売っていきたい。

 サッカーの試合のときの水供給をグラフ化するとおもしろい。試合中はテレビに熱中し、ハーフタイムや休憩では急いでトイレに駆け込む様子が供給曲線から見て取れる。水供給の動きを分単位で、ライフスタイルでの使用状況を考えながら運用しているのだ。Dsc02463

 江戸時代、八王子近くの羽村堰から水道を引き、江戸の町に水道網を作り上げた。水道橋という地名はその名残り。羽村から江戸までの距離50km、高低差僅か90mの勾配だけで滞りなく配水できるよう、水路は精密に設計されていた。

 400年前の江戸の時代の緻密な設計の上に、産業革命以降のエネルギーを加えることによってこのシステムが生まれてきた。伝統と最先端の技術を組み合わせたのが、東京水道の現在の水準である。

 フランスでは東京が水道に電力を取入れた頃には、既に大規模経営の民営会社が作られていた。日本とフランスが努力しあって、水道が十分に普及していない国に貢献することが一番大切だ。

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2011年10月13日 (木)

世田谷区弦巻の放射線について。保坂展人・世田谷区長会見。

Photo

(写真左)最大で3.35マイクロシーベルトという高い放射線量が計測された世田谷区弦巻5丁目の現場。委託業者が計測して、文科省が立ち会った。

結局、民家のなかの床下のビン。福島原発由来ではなかった。

保坂区長とは連絡を取り合っています。

Photo_2 保坂展人・世田谷区長の会見

10.13(木) 18:30~世田谷区役所

 昨日定例記者会見で、世田谷区内1箇所、非常に高い線量が確認されたということを発表いたしました。昨日も、その原因究明をきちんと行っていくということでお話をしていますけれども、この原因究明について、本日調査が進んだので、ご報告をしたいと思います。

Photo_3  本日、環境測定の専門会社に依頼をいたしまして、精密な測定を実施いたしました。区道で測定をした際、昨日発表したよりも高い数字が出たわけでありますが、民地、樹木の奥にある民家の中に入って、測定をさらにしていただきました。そうしたところ、実は、昨日発表した数字よりもさらに高い数字が確認をされた。しかも、家屋の壁面下というところで、18と言う数字を超えるものが確認されたので、これは、家屋の中について調査する必要があろうということになりました。そこで、許諾を得まして、民家の中に入り、各所を計測いたしましたところ、高線量の場所が特定できました。こちらを調査したところ、床下のダンボール箱の中に、ビン類と思われるものがありました。こちらの方に計測器を振り向けると、大変高い数字を示す。あるいは、計測器の計測限度を超えるというような事態でございました。

 この時点で、環境専門の測定の会社としては「自分たちの業務の範囲を超えました」ということで、文部科学省の原子力安全課・放射線規制室というところに通報いたしました。現在、同検査官、審査官に現場で確認をしていただいていると言うところであります。電話で入った現場からの情報だと、このお二方も、おそらくその床下にある何らかの箱の中にあるものが放射線を発しているのではないかという見地で、見ているところだと。そして、今後の措置については、どのような形で、最終的にそういった放射性物質を取り除くか、あるいは運ぶかと言うことになりますけれども、これは現在、検査も含めて現在進行形ですので、まだ結論はでていない、まさに今それを協議しているところだと聞いております。

 一方、環境専門会社が現場の樹木の葉であるとか土壌等を、検査と言うことで分析をしたという報告もあがってきました。これは、福島原発の事故の後ですから、一般的には数字は高いわけですが、周辺の各所と比べて、特段に高い異常値が認められない。家屋の樹木がございますが、樹木の葉っぱとか、土壌とかに、特段の、周辺と比べてという意味ですが、異常値が認められないということから、現在、民家の床下に置かれている、原因物、これが原因ではないかと、確認を急いでいるところです。福島原発の影響と言うことを懸念しながら、余りにも高い線量ということで、原因究明が必要であると言うことを昨日申し上げましたけれども、放置された放射性物質による高線量が原因物であったということが確認できたならば、速やかに、規制当局と協議の上、除去をお願いしていくことになると思います。現在も、まさに現場で、この扱いを最終的に結論を下す前の点検・調査をしていると言うことで、中間報告ということでありますけれども、現在区で把握している中間報告は以上であります。

 なお、この状況の中で、国、環境省や文部科学省、そして東京都とも逐次連絡をとって、この原因究明を行ってまいります。まだ最終的に確定ということが決まったわけではありませんけれども、なるべく早く、大変不安も高まっておりますし、高い数値と言うことになんらか結びつく物質が確認できたと言うことで、因果関係そのものが入ってくれば、あとは除去の手続きということになると思います。

 私からの今日の報告は以上です。

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2011年10月 4日 (火)

東京水道 ベトナム・ハノイで事業を。国際フォーラムで水道アジア大会。

 国際水協会(IWA)アジア太平洋地域会議の国際貢献ワークショップが10月4日火曜日、東京・有楽町の国際フォーラムで開かれた。全世界の大会が4年に一度、その間の年に開かれるアジア地域の大会だから、“オリンピック”というか、“アジア大会”にあたる。冒頭東京水道の国際貢献ビジネスの旗振り役として、何が東京水道の実力であるか、会場の中国人やインド人にもわかりやすく説明した。速記録を掲載する。

 写真は水道管や膜のメーカー、東京水道の特許技術も紹介されている会場の模様。そして最後の写真、記者会見では、ベトナム・ハノイで来春にも展開がはじまる大規模浄水場の建設・運営事業を発表した。日本の水処理会社メタウォーターとともに進出する。詳しくは明日の新聞を。10月12日(水)のテレビ東京「ワールド・ビジネス・サテライト」を!

 *      *     *      

 昨日、石原知事が「東京の水は世界一おいしいよ」という挨拶をされたと思いますけれども、東京水道の、これから世界でどういう貢献ができるか、どういうビジネスが展開できるImg_3515_2 かということを、例を一つだけに絞って、ご説明させていただきたい。

 写真を一つ見ていただきましょう。これは深夜に東京の住宅地を二人の水道局の職員が歩いています。これは、たまたま二人歩いていますが、この人達は何をしているのか。

 これは深夜0時から午前4時まで、皆さんが水道を使わない時間帯なんですが、あるエリア、例えば1キロ四方のエリアの水道を止めて、管を締めて、そして水が漏れているかどうかをチェックしています。これは、お医者さんがですね、患者さんの胸に聴診器を当てて、音を聞きながら病気の診断をするように、漏水発見機といって水道管から水が漏れていないか、地面に聴診器のように耳に当てて、音で判断する。電子式もありますが、判断するのは長い仕事のカンのようなものですね。そういう人間力がある。

Img_3520_2  東京水道は1300万人近い人々に水を供給しておりますが、その水の管路、水道管の長さは地球半周分であります。なおかつ漏水率はわずか3%です。そして、その漏水率わずか3%が、どういう実績を挙げているかということについてつぎの絵をご覧ください。http://www.inosenaoki.com/blog/2011/01/post-6805.html

このグラフは、今年の1月29日にサッカーのアジアカップの決勝戦、日本対オーストラリア戦の時に、どういう給水が行われていたかということをグラフに示したものです。

 カタールで開かれていたためにサッカーのテレビ中継は深夜に始まりました。この黒い破線は、従来の水供給、1日の、ふつうの日の平均の水供給の量であります。サッカーの始まる時間が夜12時でありますが、この赤い線はその時の水供給の動きでありますが、ハーフタイムに一気に供給が高まります。そして、試合が始まりますとまた供給が下がります。

 Img_3549後半戦が終わると、また一気に供給が上がります。これは、手に汗を握って試合を見ていて、試合の前半戦が終わってハーフタイムになって慌ててトイレに行き、後半戦が終わって、「あっ、まだ勝負が着かないぞ」と。「これは延長戦だ」と慌ててトイレに行く。その都度、供給力を高める。あるいは、使っていない時には供給力を下げる。この微妙な操作が非常に極めてテクニカルであり、そして緻密であります。

 付け加えますが、この日はさらに延長戦で決着して、最後には日本が勝ちまして、皆さんが安心してお風呂に入って寝たということで、最後に赤いカーブがグッと急上昇しています。

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 つぎの写真、東京の1300万人に太い管から細い毛細血管まで、供給を安定させるためコンピューターでコントロールしているのが、水運用センターです。

 サッカーの観戦に夢中になっていて水を使っていない時に圧力をかけると水道管が破裂します。今度はサッカーの試合が終わって、水をたくさん、トイレとかお風呂とか使う時に強い圧力をかけないと末端まで水は出てきません。そういう微妙な操作を完璧にこなしているということです。

 東京水道は水道の浄化の技術、それから運用、そして漏水を防止する電子的な技術と人間的な技術、この二つが重なり合って一つの水道事業という世界を作り上げています。

Img_3523   個々の技術の一つ一つは、日本の民間企業の力です。そして、全体をまとめ上げているのは東京水道の運営です。この全体をアジアの皆さんにできるだけ提供させていただきたい。

 水は空から降ってきたり地下から涌いてきたり、水はあります。水はあっても、その水にアクセスできるかどうかがすべてであります。

 東京水道はできるだけ、世界のさまざまな水の問題に苦労されている方々に、東京水道の技術と日本の民間企業の力を提供させていたたいということで、今日の挨拶とさせていただきます。

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2011年10月 3日 (月)

カミナリ発生装置――中小企業支援の東京都産業技術研究センター。

Dsc02202_4   中小企業を製品開発を支援する東京都立産業技術研究センターの新本部が10月3日月曜日、江東区青海でオープンした。写真右は全国でも公設では唯一の高電圧実験室で、雷を発生させることができる。電子機器や送変電機器の国際的な規格に適合することを証明できる。

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