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2010年4月 2日 (金)

 週末は大宅壮一ノンフィクション賞の候補作を読む

 今日の東京新聞の夕刊コラムに書いたが、週末は大宅賞の候補作品を読まなければいけない。4月5日月曜日が選考会。

 ちなみに候補作は以下の4冊である。

 上原善広 「日本の路地を旅する」(文藝春秋)

 門田隆将 「康子十九歳 戦渦の日記」(文藝春秋)

 川口有美子 「逝かない身体―ALS的日常を生きる」(医学書院)

 森功 「同和と銀行―三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録」(講談社)

 

 フランスのヴェオリアという世界一の水道民営化会社が、まあ世界中を荒し回っているのだが、東京のすぐ近くの手賀沼の下水処理で50億円近いプロジェクトを応札したことはあまり知られていない。総合評価方式で落札したので、不正をはたらいたわけではない。すごいな。

 気がついたら日本各地でヴェオリアが活躍しているかもしれない。東京水道は、技術力が勝負で、日本の民間企業と組んできちんと対応していく。県境も国境も越えて。

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コメント

 「フランスのヴェオリアという世界一の水道民営化会社が、東京のすぐ近くの手賀沼の下水処理で、50億円近いプロジェクトを応札した」とのことですが、これを読んだ際に、P・F・ドラッカーの指摘を思い出した。

 ドラッカーは、「重要な変化は、他の分野で発生してやってくる」という意味の指摘をしている。
 フランスの水道会社は、日本の水道会社からすれば、他の分野に存在している会社であろう。
 これは、「他の分野で活動していた会社が、自分たちの分野に対して進出してきた」という現象であると思われる。

 このことから抽出することが出来る教訓として、「自分たちが活動している分野の中だけでなく、外の世界にも目を向けろ」ということが言えそうである。

 何事においても、視野が狭いと「井の中の蛙、大海を知らず」という状態となり、外の世界である他の分野において起こった、重大な新たな変化を見逃すことになり、それが自分の分野にやって来た時には、「時すでに遅し」となりそうである。

 「東京水道は、技術力が勝負で、日本の民間企業と組んできちんと対応していく。県境も国境も越えて」とのことですが、ぜひ活発に活動して、フランスの水道会社がそうしたように、他の分野に対しても積極的に進出して、活動することを期待します。

投稿: 末永慎 | 2012年4月21日 (土) 19時42分

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