あらためて上限2000円の問題点を整理する。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
4月26日月曜日付けの日刊建設工業新聞にインタビューが掲載。1面にこう紹介されている。
「東京都が、急成長する海外の水ビジネス市場に本格参入しようと、専門の調査チームを立ち上げた。世界最高水準ともいわれる東京の水道の技術・ノウハウをどう生かすのか。チームの座長を務める猪瀬直樹副知事に話を聞いた」
*
「“チーム水ジャパン”の旗振り役に 東京都が海外の水ビジネス市場参入へ」
「実績、技術、人材は最高水準 宝生かし民間と連合」
――海外市場に参入する意義は?
「インフラの経営は課金システムがすべてだ。高速道路での車両の出入りと同じで、日本の水道では当たり前で実感として分かりにくいが、利用者が蛇口をひねれば使用料金が確実に入ってくる。海外では意外とこの仕組みが確立されていない」。
「水ビジネスを展開していくのに、課金システムや維持管理などの技術は自治体しか持っていない。特に東京の水道は、管の漏水率も他国の大都市と比べ圧倒的に低い。技術とノウハウを持つベテラン技術者も多数温存している。これだけの宝を持っているのだから、それを生かさない手はない」
――高い技術を持つ日本企業も、海外の水ビジネス市場では一部品メーカーと化しているのが実情だ。
「民間が持つプラントなどさまざまな技術と、自治体が持つ維持管理のノウハウなど、それぞれの得意技を生かした『チーム水ジャパン』をどうつくるかだ。東京水道はTSS(東京水道サービス=水道局の第三セクター)という株式会社を活用したい。1300万都民に水を供給する東京水道で、TSSは浄水場の運営を受託してきた技術と実績を兼ね備えている。海外の水ビジネス市場に進出する民間企業と連合し、システム受注を目指す」
――海外市場はハイリスクでもある。
「水にお金を払わない国でビジネスはできないので、リスクは徹底的に調査したい。国にバックアップしてもらう必要もある。水道一つをとっても、所管が複数の省庁に分かれている。官の持っている非効率な部分をなくせば、官民ともに海外で仕事しやすい環境が構築できる。『チーム水ジャパン』の旗振り役になれるのは東京水道しかない」
――参入先として想定している国・地域は。
「東南アジアやインドなど新興国がいい。まずは今夏に調査団を派遣して、現地の状況を把握する。現在、国内企業約30社にヒアリングを実施している。海外企業にもヒアリング対象を広げるのは、早くても現地調査の後になるだろう。
――下水道局との連携はあるのか。
「最初から一つにするより、水道、下水道各局の第三セクターが独自性を発揮して海外の現場で実績を積み上げることが重要だ。その成果が両局にフィードバックされてくれば、将来的には共同の第3セクターの設立や、両局の民営化といった方向性も見えてくるだろう」。
記事には、以下の解説がついています。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)
|
三森ゆりかさんの講演の際にアンケートを配りました。北川達夫さんのときと違う質問にしました。340人のうち267人が回答。
一日に本を読む時間は、平日で「30分未満」が45%でいちばん多い。休日では「30分以上1時間未満」がいちばん多く、37%。
仕事に役立つ情報は何からとっているか。
1位は「インターネット」が98人でもっとも多いのはだいたい推測がつく。20代、30代、40代は「インターネット」がトップだが、年齢があがるにつれて「新聞」も「インターネット」に拮抗してくる。50代では、1位は「インターネット」ではなく「新聞」に入れ替わる。
この統計を見て、僕の個人的感想を付け加えると……。
テレビの地位は意外に低い。お笑いばっか増えているからではないか、あるいは報道・情報系の番組に物足りなさがあるからではないか。インターネットの時間が増えているときに、「特報首都圏」や「ハーバード白熱教室」のような、なるほど、という情報なら対抗できると思うけれど。

| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)
|
北川達夫さんの講演の際にアンケート紙を配り、講演が終わったところで回収しました。
1カ月に1冊も本を読まなかった人は12%、読まなかった人のうち20代が47%。
新聞を講読していない人は25%、講読していない人のうち20代は47%。
以下、アンケート結果の一部と、上記に関わる円グラフを貼り付けました。
いずれ正式に発表する機会があるでしょう。とりあえずブログで速報。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)
|
今日は全国知事会の出先機関廃止プロジェクトの会合があった。埼玉上田知事や橋下大阪府知事など、東京からは僕が出た。
4日遡るが、水道事業の海外展開のため東京都は「海外事業調査研究会」を立ち上げた。
4月12日の初会合の冒頭、研究会の座長として僕は以下の発言をしています。
「今日は記念すべき第一歩、東京水道が国際展開をする第一歩だということで、記者のみなさんにも来ていただきました。東京水道は、技術的には世界一です。それだけではなくて日本のメーカーがたくさんの技術を持っていて、そして東南アジアあるいはインドあるいはアフリカあるいはオーストラリア、いろいろなところで活躍しています。これからは成長戦略というものを考えていかなければならないんだけれども、我々にはこんな宝があるじゃない、その宝を活かそうじゃないか、ということであります。
政府のほうでも、水道の国際展開ということを言い始めましたが、実施部隊は、やっぱり長年、水道を経営してきた東京水道だということなんですね。その東京水道が頑張らなければ国際展開はできない。世界では水メジャーと呼ばれる会社がたくさんあって、そして各地でいろんな仕事を展開しています。それに対抗できるような、そういう力をこれから発揮していかなければいけないのです。それは国民のため、都民のためにやる仕事なんです。
これから日本の商社、メーカーあるいは金融機関、こういったところから、まず30社、ヒアリングを始めます。もちろん海外展開ではリスクがありますから、徹底的に調査して、何ができるか、どういうプロジェクトが展開可能なのか、徹底的に研究していきたいと思っています」
この模様はNHK首都圏ニュースやMXTVでも報道されました。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
都有地の有効活用(所有権や借地権が発生しない)のため、晴海の一部を飛行船の会社に貸して家賃を取る。飛行船に乗ってみた。たまたま晴天でよかった。ヘリのように音がすると会話ができないが、飛行船の内部は静かである。
飛行船の高度は600メートル。建設中のタワー(東京スカイツリー)が完成すればと同じ高さになるが、展望台は400メートルくらい。
飛行ルートは晴海から品川、渋谷、新宿、山手線の外回りで。上野から浅草、両国と回った。
1964年の東京オリンピックに間に合わせてつくった代々木体育館は、上空からみると、よくこれだけのデザインが考えられたな、と感心した。丹下健三は偉かったのだ。斬新なデザインを許容したその時代の為政者も、国民も偉い。日本には活気があったわけだ。
写真はスカイツリー、皇居、新宿から杉並と郊外方面の順。

| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
時間順に並べます。(古いものから)
高速道路上限2000円(トラックは5000円)を馬淵副大臣が金曜日に正式発表してその夜から週末、テレビに出るために各局に売り込んでいる。反論相手に猪瀬の名前を挙げると、それなら出ないとごねる。突っ込まれると、近距離は大幅な値上げとなる、その真相がバレると恐れている。
高速道路の利用者、納税者のとしての立場から、改革のため民営化委員会をつくりその経緯を『道路の権力』『道路の決着』に記録として残した。とくに『道路の決着』は文春文庫化の際、田原総一朗との対談を加えて、表や図を入れわかりやすくしてあるので、巻末対談だけでも読んでいただきたい。
馬淵副大臣は単純な人。高速は無料、できなければどこまで行っても2000円。それが正しいと信じている。でも近距離のトラックが2倍近い値上げになるとそのうちに気づく。参院選に敏感な小沢さん周辺はあわててこう言わせる。当面は激変緩和の措置をする。つまり割引廃止は来年まで延期で誤魔化す。
今日の夕刊の見出しは朝日の「高速近距離は値上げ」が正しい。読売と東京は「高速料金上限制」で「実質値上げ」はサブになっている。日経は「休日の長距離値上げ」と麻生さんの割引がなくなった程度の書き方でわかっていない。
上限料金を超える普通車は約20パーセント、上限5000円を超える大型車は約20パーセント。つまり8割以上は近距離。通勤時間帯5割引、大口多頻度(トラックのほとんど)は3割引、深夜割引。さらに14パーセントのマイレージ割引、すべて廃止となる。
民営化で無駄を削って約5000億円の割引を始めた。スタートして5年。通勤割引を利用してきた人々の暮らしの習慣はどうなるのか。トラックの割引で仕事をしてきた人々はどうなるのか。混乱をもちこんだ民主党はあまりにも身勝手すぎる。
上限2000円。報道ステーションはちょっと盛り込み過ぎで焦点ボケ。NHKも、ニュース23も馬淵さんわけがわからない。4年かけて無料化しますって、何を言いたいのだ。麻生割引のことではない。民営化でやった割引までゼロにされ値上げになることが問題なのに。
ETC普及率は民営化で割引が決まると40%だったものがどんどん伸びて、土日1000円の直前の去年の3月で80%。だから麻生割引で伸びたのではない。偽造ハイカなど不正や無駄遣いを削って平均2割の値下げを実現させた。それが定着していたということ。
ハイカの偽造はじつに400億円に達していた。それを8億円と偽っていたが、民営化委員会で幾度も資料提出を求め事実が確認された。ETCは通過車両の統計で約85%、クレジットカードの枚数とは関係がない。
日本人は忘れやすい。上限2000円もごまかされて忘れる。なぜなら激変緩和措置という巧みなやり方を使うから。来年3月まで、一部の割引は現行のまま値上げしないというずるいやり方で参議院選挙をスルーするつもり。
上限2000円は普通車で70キロ以上、上限5000円は大型車で120キロ以上でないと意味がない。ところが高速平均走行距離(全国平均)は41キロ、大型トラックは78キロ、天下の東名でも51キロと140キロ。ほとんどが近距離走行なので本当は大幅値上げ。
新聞やテレビは勉強不足で、麻生土日1000円割引(もともと一時的な景気対策)に気をとられ、本来の民営化の際の割引が廃止されることに気づかない。近距離の大幅値上げが都市圏の経済活動に相当なマイナス効果をもたらす。
事実を知ることが正確な判断につながる。民営化の際に無駄を削り不正を改めさせ約5000億円を平均2割の値下げにあてた。通勤時間帯5割や深夜やトラック3割引など。税金投入とは違う。経営努力なのだ。麻生割引は補正予算(税金)。土日1000円による減収分の相殺で経営と関係ない。
道路公団民営化は、ふだんクルマに乗らないような人がとんちんかんな意見を述べていて困った。自動車評論家も新車の評判ばかり、無関心であきれた。例外は清水草一で自分で走って確かめ、事実にもとづいて書いてくれた。
大切なことだが高速は民営。今後、国内の建設が限られるため、アジアなど海外へ進出しかけている。建設会社とチームをつくり、コンサルなどもするし、維持管理や課金システムを担当したりする。民主党は経営の根幹の割引料金に口を出し、あまつさえ無料など、国営へ戻してどうするのか。
ETCも民営化のときに改革した。1個つけると500円が財団オルセというところに入っていた。道路局長と直談判して500円をやめさせた。無知な民主党は無料化のためにETCやり玉にする目的で昨年の事業仕分けにあげようとしたが準備会合の段階で税金も入っていないこともとわかり取りやめた。
事実でもう一度整理しましょう。民営化による割引5000億円(通勤5割など)。土日1000円などの麻生割引5000億円。民営化割引は廃止。麻生割引は半分が建設へ、半分が激変緩和措置で来年3月まで。1000円は3月までつづくので参院選で投票する人は値上げに気づかない
高速会社の海外進出について。西日本高速はアメリカで老朽化した橋に赤外線を使い技術で進出。中日本はベトナムで高速道路建設の調査業務を受注。東日本はインドで課金システムを。新幹線と同様に海外展開の時代です。
高速上限2000円。利用者は、麻生土日1000円とは別の、民営化で得た5000億円分の割引をすべて失う。そんな大事なことをろくに議論もせず、国民に痛みをともなうことも説明せず、バタバタと決めた罪は大きい。馬淵さん自身、頭が混乱してとりつくろうのがやっとだ。
昨日のテレビも勉強不足。麻生土日1000円の行方ばかり追っている。ことの重大さに気づいていない。80%が上限2000円(トラック5000円)の範囲内に入る。そこに値上げが直撃するのだ。金曜日の馬淵副大臣の記者会見はしどろもどろだった。
フジの新報道2001に出演して、帰ってきたばかりです。馬淵さんはしどろもどろでした。ひとつだけ、視聴者にはっきりしないように見えたかもしれない点。民営化による割引5000億円分も消えてしまうのだが、馬淵さんは残ります、と答えているのはウソです。通勤5割りも深夜割引も消えます。
報道2001が終わったあと、控室で馬淵さんと、あなたも党幹事長と方針が違ったりしてたいへんだね、と慰めるつもりで話しました。少しはホンネを言うかと思ったら、スタジオと同じ発言の繰り返しでした。値上げになることがわかっているのかなあ。
現在の割引でトラックは東京から名古屋近くまで5000円で行けます。これは報道2001のVTRにも今日の朝日新聞にもあります。長距離トラックでご苦労されている方もいますが、物流全体の流れでは鉄道貨物、内航海運、航空機の輸送が長距離向きと理解されています。
報道2001の発言を繰り返すが、麻生割引が5000億円、民営化の成果の割引が5000億円。麻生割引は税金。民営化割引はコスト削減など改革の果実。しかも5年も実績があり生活やビジネスに組み込まれている。馬淵さんはその区別がわからずどちらも廃止(値上げ)と言っている。
土日の新聞を読んでみたが、高速の麻生割引と民営化による割引をカテゴリー分けしているものはない。年度替わりに、霞が関の記者クラブも都庁のクラブも新任の挨拶が来る。そんなにころころ変わっていては専門知識が得られない。これでは知る権利が行使できない。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
都庁で開かれた芸術文化評議会に平田オリザさんが出席した。開始時間より15分早く、僕の副知事室に顔を出してくれた。
拙著『黒船の世紀』の初版本(93年)をもっている。手垢がついた本に僕は思わずサインした。こんなに一所懸命に読んでくれてうれしい。
理由があった。『黒船の世紀』のなかに平田晋作が登場する。『昭和遊撃隊』『新戦艦高千穂』など、戦前の少年たちには大人気だった。平田晋作は、平田オリザの大叔父(祖父の兄弟)なのだ。彗星のごとく現れ、31歳で交通事故死する、人生も劇的だった。
石原慎太郎に、平田晋作を知っている? と訊いたら、知っているよ、読んでいたよ、と答えた。戦前の少年たちにとっては松本零士の『宇宙戦艦ヤマト』のようなものだろう。
ところで『黒船の世紀』は、文春文庫になり、その後、『猪瀬直樹著作集』に収録されている。明治時代から第二次大戦までの間に、日本とアメリカの間でたくさんの未来戦記が出版された。こうした物語を分析すると日米精神史のようなものができる、それが執筆の動機でした。
そうそう、なんでオリザなの? と訊いたら、ラテン語で稲のことだという。彼の祖父は詩人、父上はシナリオ作家、変わった家系でおもしろいね。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
大宅賞の選考委員会が月曜日に開かれたことはすでに書いたが、今日、週刊文春(来週の発売号かその次の号)が取材にきた。受賞作のことかと思ったら、そうではない。大宅賞40周年というのである。そうであった。
大宅さんが亡くなったのは1970年。ただし、死んだから賞ができたのでないところがおもしろい。生前に賞をつくると言い、実際に生前に大宅賞がはじまった。その年の11月、突然、倒れたのである。
したがって大宅賞と大宅壮一没、ともに40年。僕は大宅壮一と川端康成が同じ大阪の茨木中学で、雑誌への投稿少年だったことをテーマに『マガジン青春譜』(文春文庫)を書いている。この機会にお読みいただければありがたい。
先日、「TBS調査情報」という雑誌に、大宅壮一がなぜ大宅文庫をつくったのか、書いた。
近ぢか、メールマガジンに掲載します。グーグル検索のもともとのアイディアは、大宅壮一がつくったのだよ。それを日本人が知らない。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
全国知事会が午後2時から都道府県会館で開かれた。
最初の1時間、石原知事が外国人地方参政権について反対する、と発言した。
3時から選手交代で、僕が代理で出席して、霞が関の出先機関の廃止について意見を述べた。
こんな具合に適宜フォローする。ただし新党問題については関わりありません。
猪瀬事務所にいたスタッフのひとりが、いまニューヨークにいる。最近のメールのこんなエピソードを書いている。アメリカと日本の違いがわかりおもしろいので紹介しよう。
「ショーの後、勧められるままにプロの手によるメイクオーバーにチャレンジ。池
袋の西武デパートのメイクコーナーで、数年前にしてもらって以来なので、少々
緊張した。多分ゲイの、男性メイクアップアーティストに何回も「リラックスし
て」と言われながら、顔を任せること10分。素肌感を出す、引き算メイクが日本
のメイク道の主流だとしたら真逆だった。真っ黒に塗りつぶされ太めに書かれた
凛々しい眉、まぶたの上の方まで濃いパープルを入れ、ほお骨の下までふんだん
に入れたチーク、さらにつけまつ毛まで。回りの人に、素晴らしいわ。彼女キレ
イになったわね、などと言われながら鏡をのぞくと、そこにはミスユニバース日
本代表みたいな顔が…。ああやっぱり、このくらい派手にしないと、国際舞台に
は勝てないわけねと納得したのでした」
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
大宅賞の選考委員会は5時から銀座で開かれ、7時過ぎに終わった。4作のうち2作がまず外れ、残り2作のうち1作を受賞にするか2作を受賞にするか、となり、議論の末、2作同時受賞となった。
上原善広著『日本の路地』は、はじめはおもしろくない感じがしたが、後半から、しり上がりによくなっていく。最後の沖縄の「京太郎芸」の記述で、この人は書きながら成長できる、と思ったので推した。
川口有美子著『逝かない身体』は、脊椎の病気「筋萎縮性側索硬化症」、略してALSという難病がテーマである。この著者は、文章力もあり、死生観に対する哲学的な思索も独自性があり、世間に広く伝える意味でも受賞が望ましい、と判断した。逝かない身体、という言葉も、読んで初めてわかった。
柳田邦夫さんがNHKスペシャルに登場して、この難病について語っていて(もちろん映像とともに)、春分の連休で見たので、わかってはいたが、この病気を理解するには一筋縄ではいかない。本を全部読むのは、なかなかしんどいところもある。
上記2冊、いずれにしろ皆さん、読んでみてください。読む価値は充分あります。
選考会が開かれた銀座「松山」から、ちょっとおつきあいで銀座6丁目の「数寄屋橋」に寄り西麻布に戻ると、仕事の山また山。明日は全国知事会(2時から5時)で、石原知事が前半に出て、外国人の地方参政権に反対する。僕は後半を受け持ち、霞が関の出先機関の廃止などで発言するつもり。
都庁に戻れば、副知事としては民間人だからできる発想で、地下鉄の一元化、水道ビジネスの海外展開、読解力をつけるプロジェクトなど、4月からの課題が山積している。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
今日の東京新聞の夕刊コラムに書いたが、週末は大宅賞の候補作品を読まなければいけない。4月5日月曜日が選考会。 ちなみに候補作は以下の4冊である。 上原善広 「日本の路地を旅する」(文藝春秋) 門田隆将 「康子十九歳 戦渦の日記」(文藝春秋) 川口有美子 「逝かない身体―ALS的日常を生きる」(医学書院) 森功 「同和と銀行―三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録」(講談社) フランスのヴェオリアという世界一の水道民営化会社が、まあ世界中を荒し回っているのだが、東京のすぐ近くの手賀沼の下水処理で50億円近いプロジェクトを応札したことはあまり知られていない。総合評価方式で落札したので、不正をはたらいたわけではない。すごいな。 気がついたら日本各地でヴェオリアが活躍しているかもしれない。東京水道は、技術力が勝負で、日本の民間企業と組んできちんと対応していく。県境も国境も越えて。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
4月1日は役所にとっては、新年度。入社式ならぬ入都式が池袋の芸術劇場で行われた。
副知事室には入れ代わり立ち代わり、あいさつの人がくる。
庁議と呼ぶ局庁級以上の会議があり、僕の役割は、
「新しいメンバーが加わった四人の副知事には、各々の持ち味を最大限に発揮して、私を支えてくれることを期待している。
とりわけ、猪瀬副知事には、国との調整も進めながら、官と民との連携によるプロジェクトや、東京水道など国際貢献の新たな取組み、地下鉄の一元化など、東京の成長戦略を推進してもらいたい」(石原知事)
ということになる。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)
|