最後の地方分権委員会ーー民主党政権は改革をちゃんとやれ
昼過ぎ、石原知事と打ち合わせ。
児童ポルノ事件が増加傾向にある。そのための青少年健全育成条例改正だが、本日の委員会で継続審議になるので、この機会に問題にされている「18歳未満」を、13歳とか15歳未満ぐらいに変えたほうがよいかもしれませんね、と言うと、「オレもそう思うな」。
石原知事は午後3時の定例記者会見で、18歳未満については誤解を招くので、考えたい、と述べた。
「非実在青少年」はマンガのキャラクターのことである。小学生をレイブするなど相当ひどいものがあるのは事実だが、年齢の部分は「18歳未満」だと過度な行政の介入と誤解を招きやすい。
13歳の少女とは合意のうえでも性交すると罰せられる。14歳の場合にはレイプであれば罰せられるが合意のうえでは罰せられない。こういう境目が法令にはこまかくあるので、13歳とか義務教育年齢の15歳とか、そのあたりに児童ポルノのキャラも線を引いたほうがすっきりするかもしれない。
自転車会館で最後の地方分権委員会が開かれた。声明文「本委員会の累次の勧告の実現を求める声明」で、民主党政権は早く改革を進めろ、という趣旨である。はっきり言って、やるやると手を上げながら、霞が関になめられて進まない。分権委員会は三年間に100回200時間の審議を重ねた。安倍、福田、麻生、鳩山と四人も首相が交代した。いったい、政治はなにをやっているのだ、と虚しい気分である。
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コメント
東京都世田谷区に在住の24歳学生の者です。
日記を拝見させて頂いたのですが、気になる点に関しまして僭越ながらコメントを残させて頂きます。
1点目は、青少年健全育成条例改正案は「青少年の健全な育成」を目的とするものであったと記憶しておりますが、不健全(と改正案の推進派の方々がおっしゃっていると思われる)漫画やアニメーションを規制することがその目的に直結するのでしょうか?という点です。
ここまでの審議の経過は大筋で把握しておりますが、少なくとも審議中に「漫画・アニメへの規制が青少年育成の健全化(例えば10代~20代の性犯罪率低下など)に及ぼす科学的なデータ」等は提出されていないと思います。
2点目は明確に「非実在青少年」という単語を作りだしてまで、行政が漫画・アニメを規制していくことは『表現の自由』の侵害にあたるのではないか?という点です。
記事で猪瀬氏と石原氏は非実在青少年の年齢に対して議論されたとありますが、そもそも創作物である漫画等のキャラクターに対して明確な年齢を判断することが出来るのでしょうか?
創作物の創り手と読み手の間でも明確な判断をすることは困難であると思われますし、読み手の中にも差異は生まれると思います。
例えば、ある性描写が描かれたキャラクターに対して私が16歳程度だと感じ、猪瀬氏が14歳程度だと受け取られた場合、記事中の基準に当てはめるとその漫画は規制対象になるのでしょうか?ならないのでしょうか?
改正案がこのまま可決されれば、そういった判断を行政が行うことになると思います。これは「公権力による表現の自由の侵害」に他ならないのではないでしょうか?また方々で言われておりますように、基準の恣意的な運用による言論統制につながりかねるのではないでしょうか?
創作物と青少年の関係性を『健全』にしていくのであれば、本当に必要なのは「行政による規制」ではなく「発信側のゾーニングと受信側のリテラシー」を洗練させていくことと私は考えております。
表現には様々なモノがあり、受信側の感性によって健全にも不健全にも映るかと思われます。
そこで発信側は、例えば性的な描写を含むものであれば18歳未満の人間に触れることのない環境を徹底すること。受信側は、青少年(この単語も曖昧で私の様な年齢の者が該当するのか否か不明ですが…)に対して正しい情報の取捨選択が出来るように、例えば両親などがしっかりと教えていくべきだと思います。
ゾーニングは現行法でも行われていることであり、行政が表現活動自体まで規制する必要があるとは私は思えません。
議論をされた石原都知事も文学作品を残されておりますが、その中には性的な、しかもかなり過激な表現を含むものがあったかと思います。
どんなものでも自由に表現できることは民主主義を支える大きな柱の1つかと思います。
長文、乱筆並びに若輩者からの意見で失礼は重々承知しておりますが、この一件を見守る者として猪瀬副知事には都民のひいては国民の文化を守って頂きたく思い、コメントを残させて頂きました。
投稿: HIDE.T | 2010年3月20日 (土) 23時40分
> 13歳の少女とは合意のうえでも性交すると罰せられる。
刑法の性交同意年齢の事でしょうか。
ならば、13歳“未満”の少女ですね。13歳でも一応罰せられません。
また、子供を性犯罪から守る為には「正しい性教育」も必要不可欠なはずです。
子供が「有害な情報」を知った時に、「これは間違っている」と判断できる事こそが真に「健全な子供を育てる」と呼べるのではないでしょうか。
投稿: 通公認 | 2010年3月21日 (日) 21時37分